脳梗塞・・・。怖いですよね。
脳梗塞はご家族が回復出来るように見守ってあげる事が大事です。
そして、助けが必要な時はサポートしてあげてください。
私は、母方の祖父が脳梗塞を経験しました。
そして、それから、ずっと亡くなるまで寝たきりの生活でした。
そして、私自身も脳梗塞を経験しています。
10代の頃でした。
私はこう思います。
病気は、不自由だけど、不幸ではありません。
家族の方は支離滅裂になるでしょう。
でも、大丈夫です。
何を根拠に?と思うかもしれませんが、
私は、完全にではありませんが、乗り越える事ができました。
今回は、ご家族が脳梗塞になり、不安のあなたが少しでも
前向きに考えられるように不安を取り除きます
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そもそも脳梗塞とは?脳卒中とは違うの?
脳梗塞とは脳の血管が突然詰まって血流が途絶え、脳の細胞が死んでしまう病気です。
早期に適切な治療を受けないと後遺症をきたしたり、死亡してしまう可能性があります。
脳卒中とは、脳血管に障害が起きる総称です。
具体的には、脳の血管が詰まったり、挟まったことが原因の場合は脳梗塞、脳の中で脳の血管が破れて出血した場合は脳出血、脳の表面の大きな血管に出来た瘤(脳動脈瘤)が破裂して、くも膜の下に出血した場合は、くも膜下出血と言います。
家族が脳梗塞を起こしてしまったら?家族は何をすればいいの?
家族が脳梗塞を起こしてしまったら、不安でいっぱいになるのと同時に
経験したことのない家族はどうすれば、いいかわからなくなってしまいますよね。
勿論、脳梗塞の症状によって対処方法は変わっていくのですが、
ご家族のこんなサポートが必要だという事をまとめてみました。
脳梗塞の前兆症状。そして発症後の後遺症
脳梗塞の前兆・そして起こした後の後遺症
- 運動障害:身体の左右どちらか片側に力が入らない・食事中に箸や茶碗を落とす・歩いている時に傾くなど
食事中に箸や茶碗を落とすというのは、かなり、不自然に感じる事だと思います。
そして、これは、後遺症としても残る可能性が高いです。
後遺症として残った場合は、最初は、手の力加減がつかめないと思うので、
これは、必ずあるといっても過言ではないと思います。
その時に割れやすい食器だと危ないので、割れにくい食器を使用することを
オススメします。
- 感覚障害:体の左右どちらか片側の手などがしびれる、感覚が鈍くなるなど
これも、運動障害と一緒でかなり見ていてふしぜんだと思います。
これも、後遺症として残りやすい症状なので、
サポートが必要だと思います。時間はかかりますが、少しずつやれるハズなので、
最初からやってあげるだけでなく、ちゃんと見守ってあげてください。
- 視覚障害:物が二重に見える・視野(見える範囲)が狭くなるなど
この前兆は本人が言わないとわからないかもしれません
しかし、目をこすったりすることが多くなり、
明らかに目の不調が分かると思います。
これも、後遺症として残りやすいです。
必ず出るというわけではありませんが、出た場合は
一度、目をつぶって冷静にさせてあげてください。
それでも改善が見られない場合は眼科受診をオススメします。
- 言語障害:言葉がうまくでない、呂律が回らないなど
これも、発語を聞いていればわかります。
後遺症として残った場合は本人はきちんと話しているつもりでいるので、
家族にはわかります。
言語障害については、ゆっくり話す等しゃべらせてあげてください。
最初は聞き取りにくいかもしれませんが、話せば話すほど話せるようになります。
- バランスの障害
バランスの障害は置き上げれ亡くなったり、まっすぐ歩けなくなったりしますので、
これも、わかりやすいです。
後遺症としても残りやすく、まっすぐに歩けないという症状が出てきますので、
歩くときは一緒にいてあげるとか、杖などの歩行器具があると安定しますので、
本人は安心します。中でも歩いている時に傾くというのは
必ずあると思って一緒にいてあげてください。
の5つがあります。
そして、こういった前兆症状がありそれが悪化した状態の色々な後遺症が出る
可能性があります。
どんな後遺症が残るかは、どこで梗塞を起こした場所により異なります。
いつもと明らかに異変を感じますので、普段から、
ご家族内でのコミュニケーションは大事です。
私は、入院中に脳梗塞を発症しました。私の前兆症状としては、
とにかく、眠くて、めまいが酷かったのを覚えています。
普段、家族がお見舞いに来てくれると起きているのですが、
その時は、起きていられず、眠りました・・・。そのまま・・・。
家族に異変を感じたときの対応は?
脳梗塞の急激な発症で病院に運ばれた場合、
治療が行えるのは発症から4時間~8時間以内が原則です。
家族に異変を感じた時には、内科のあるお近くの病院や、
脳卒中センターにすぐ駆けつけてください!!
この場合は、必ず、行く前に連絡を入れてからに行くようにしてください。
もしも、近くに病院が無い!!病人を動かせる状態にない場合は、
一刻を争うので、すぐに救急車を呼びましょう!!
家族が出来るサポートって??
脳梗塞を発症した場合、症状の度合いや発症してから治療するまでの
時間が長引いたりす ると、後遺症が残ってしまうことがあります。
脳梗塞が起きると、
血液が流れないことによって細胞が壊死してしまうため、
その部分の機能が失われるので、範囲が大きければ大きいほど後遺症もひどくなります。
脳梗塞の後遺症って?
脳梗塞の後遺症にはいろいろな症状があり、
日常生活に支障をきたしてしまうものがほとんどです。
その中でも、多くの方が悩まされているのが運動や感覚に障害をきたす
麻痺や言語障害、そして認知機能の低下です。
私は、脳梗塞の後遺症として、左半身に力が入らない・
言語障害・目の視点が合わない等の後遺症を経験しました。
リハビリを受けて、かなり、改善されましたが、
今だに、左は弱かったり、言語障害までいかないにしても、
呂律が回らなかったり、目の視点が合わず、首を振ってしまうとか・・・。
もう、無意識にしていたりするのですが、
初めましての方から見ると、かなり、不自然な行動をしているそうです・・・。
後遺症が残ったらリハビリテーションを行いますが、
それでも機能は再生しませんから、
日常生活に支障が出ることもあるため介護が必要になります。
どのような介護が必要になるかは、後遺症の症状によってかわります。
ただし、自分でなにかしらできることがある場合は、
身体機能がうまく働かないとしても、身の回りのことをすべて行う必要はないでしょう。
身体機能は自分で使おうとすることで働くので、
何から何までサポートすると
機能がさらに衰えてしまいます。
これ、絶対に大事です。
脳梗塞に限らず、家族としては、
不自由なご家族の姿を見て思わず、
手を差し伸べたくなるのが本音だと思います。
でも、これ、間違いなんです。
時間はかかるので、最初は煩わしいかもしれません。
物理的に無理な事以外は、時間がかかりますが、
出来る事が多いです。
そっと見守っていてあげてください。
勿論、助けが必要な場合はサポートしてあげてくださいね。
家族は、まずは後遺症に対しての知識をしっかりもち、
理解することが必要です。
患者さんの視点に立つことで、
どんなときにどんなサポートが必要かがわかるようになるでしょう。
ここで気をつけたいのは、介護の負担はきちんと分担することです。
もちろん家族で介護を続けるという心構えは重要ですが、
常にベストな状態で介護をしていくためにも、
負担を抱えすぎないようにしましょう。
まとめ
ご家族が突然、脳梗塞になってしまったら、パニックになってしまうと思います。
しかし、そんな時こそ、冷静になってください。
そして、脳梗塞で起こした前兆症状は悪化して後遺症として残る事が多いです。
前兆症状が出なくても、後遺症として症状はでますので、参考にしてください。
その中でもちゃんと、本人が回復できるか見守る事が大事なことです。
そして、サーポートが必要な場合はサポートしてあげてください。
そして、発症するかもしれない前兆及び後遺症は
- 運動障害
- 身体の麻痺(主に左半身や口など)
- 言語障害
- 認知機能の低下
- 目の視点が合わない
の5つ等が挙げられます。
中でも歩いている時に傾くというのは
必ずあると思って一緒にいてあげてください。
そして、この5つの症状が出て、脳梗塞かもと思ったら、
- すぐに内科のある病院へ行く
- すぐに救急車を呼ぶ
この2つを徹底しましょう。
すぐ近くに対応していただけるところが無い場合や
本人を動かせない状態にある時は、一刻をあらそうので、救急車。
救急車を呼ぶ際には、一旦落ち着いて、症状を必ず説明して、
必ず、指示を仰ぐようにしてください。
そして、これらの後遺症が発症してしまったら
ご家族のサポートが不可欠です。
ご家族は、まず、脳梗塞を認知してください。
その上で、やれることがたくさんあります。
大丈夫です。あなたのサポートが脳梗塞を乗り越えられます。
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