家庭

ベテラン単身者が提言!一人暮らしで犬猫を飼う際に注意すべき3箇条

ペットを飼いたい!
そんな風に思っている一人暮らしの方は
多いのではないでしょうか。

社会に出て一人暮らしが長くなると、
気づけば周りは結婚してファミリー化しており、
単身者としては、ペットに癒しを求めたくなるもの。

「結婚したいならペットは飼うな」とはいうものの、
ペット熱の高まりは抑えられませんよね。

私もその一人。
もうずーっと前から「もし犬を飼ったら…」
の妄想を繰り返しています。(笑)

そもそもペットOKの部屋じゃないし、
室内犬は高そうだし、
毎日、部屋に置き去りにするのはどうかな…
帰省や旅行の時はどうしたらいいの???

一人暮らしのペット問題への疑問や心配は、
尽きることはありません。

可愛いペットを抱いたタレントさんの
インスタを見て、心がざわつく皆さん。

そんな皆さんに、
一人暮らしでペットを飼うための準備、
その後に生じる問題と、その対処法を
お伝えしていきたいと思います。

犬を飼うか猫を飼うか、それが問題だ!

あなたは犬派ですか? それとも猫派?
爬虫類や虫などよほどのマニアでなければ、
きっとどちらかに属するのではないでしょうか。

私はだんぜん犬派。
小さい頃、田舎の一軒家に住んでいた私は、
間にヒヨコやインコを挟みながらも、
およそ20年、犬のいる暮らしをしてきました。

犬は基本、寂しがりで気遣いのある子が多いです。
なので、なでたり抱きしめたりと、
かまってあげることが大切になります。

私たち犬派は、上目遣いでこちらの様子をうかがう
ワンちゃんの健気な仕草にグッときます。

一方の猫は、自分の気分によって態度が変わります。
機嫌よくゴロゴロ喉を鳴らして近寄ってきたり、
時には触れられるのを嫌がったり、自由気ままです。

猫派の人はきっと、それぐらいの距離感が心地よかったり、
そんな猫の勝手気ままなツンデレな振る舞いが、
グッとくるのだと思います。

どちらを飼うかは、もちろんあなたの好きな方でOK!
この“全て自分で決められる”というのが、
一人暮らしの特権なのですから。

犬と猫を飼う時の決定的な違いは

“散歩”と“トイレ”。

犬は大型犬であっても小型犬であっても、
朝晩の散歩が運動はもちろん、トイレの時間でもあります。

トイレを我慢している犬のために早く帰宅する必要があり、
夜の時間や外出に縛りが出てくるのは否めません。

一方の猫はと言うと、室内でトイレをするしつけが必須で、
猫砂を入れた猫専用のトイレを置く必要があります。
大丈夫、簡単にしつけることができるようですよ。

また、運動用のキャットタワーや、
猫の習慣である「爪とぎ」用のグッズなど、
設置すべきものが多々あるのが、
少し大変かもしれません。

どちらにせよ、ペットのいない今の生活よりも
スペースや時間に制限が出てくることは必須。

それを充分理解した上で、
犬か猫、大好きなペットを飼う決意をしてください。

今のあなたはペットを飼える状態、環境にありますか?


一人暮らしでペットを飼うには、そもそも、
住んでいる部屋がペットOKでなければいけません。

もし、ペット不可の部屋に住んでいるのであれば、
引っ越す必要があります。

そしてまず、あなたの今の生活を整理してみましょう。
まずは家にいる時間について。

残業、残業の毎日なのか、定時で帰れる環境なのか、
週2で在宅なのか、そもそもずっと在宅なのか、
出張が多い仕事なのか、シフト制の仕事なのか…

残業が毎日の人は、これを機に生活を見直すか、
ペットを飼うのを諦めるかの二択しかありません。

また、出張が多い仕事の人の場合、
ペットホテルに預けるという手段もありますが、
やはりペットのいる暮らしはおすすめできません。

ペットは動物。命あるものです。
赤ちゃんを授かったぐらいの気持ちで
いつ何があっても責任を持って対応できるよう、
生活をするべきです。

そして、資金の問題。
ペットを飼う時の初期費用は考えていますか?

もしペットOKの部屋に引っ越すなら、
その費用もかかってきますし、
そもそもペットOKの部屋は割高です。

旅行でペットホテルに預ける時も、
ペットの大きさによりますが、
一泊3000円~8000円ほどかかります。

また、犬や猫そのものをペットショップで購入する場合、
値札を見ると、20万~60万と、なかなかのお値段。

ただし、捨て犬、捨て猫のシェルターなどで
直接面会して引き取る“里親制度”もあるので、
社会貢献を兼ねてそちらを利用してもいいでしょう。

ネットで検索すると、各地域にそれぞれあり、
HPで犬猫の写真と、♂♀、性格、予防接種済みなど、
知りたい情報、詳しい情報が掲載されています。

見ているだけで、飼いたい気持ちが高まってきますよ。

資金面でも、それほど費用はかからず、
たとえばあるNPO法人では引き取りが成立した際、
保護から譲渡までかかる費用約8万円の一部として、
1頭一律3万円を支払うシステムになっていたりします。

 

そんな捨て犬や捨て猫の引き取りが、今、急増中とか。
おうち時間の増加、急変した慣れない生活での癒しや、
ぎくしゃくした家庭の円満に繋がっているようです。

ペットを飼い始めた後の‟アフターケア”の対応は?


ペットを飼う部屋や環境も整い、
大好きなペットを迎える準備ができたあなた。

次は、ペットのいる暮らしで生じる問題、
そしてその暮らしを維持するために必要なこと、
必要な知識を考えていきましょう。

隣人への影響

部屋中、元気いっぱい動き回る猫だったり、
すごく吠えるクセのある犬だったりしたら、
留守中、隣人に大きな音が響いていることでしょう。

ペットOKのマンションだからと言って、
必ずしも防音設備が整っている訳ではありません。

対処法は無難にこれしかないと思うのですが、

「いつもうちのペットがうるさくてすみません」

と常日頃から隣人に対して、
低姿勢で付き合っておくことです。

ペットOKのマンションなので、違法ではないし、
皆さんある程度分かって入居しているはずなので。

どうしても隣人関係は煩わしくて無理という人は、
防音対策の整ったマンションを探すしかありません。

ペットの体調管理


いつもと違う、ちょっとした異変はありませんか?
犬や猫は本能的に弱った姿を見せようとしないため、
不調のサインは、あなたが気づいてあげるしかありません。

そのためには、犬と猫のHELPサインを
あなた自身が知っておく必要があります。
獣医師の塩田眞先生が教えてくれるポイントを
ここで紹介します。

★ペットの不調に気づくHELP!サイン★

  1. ご飯をいつも通りに食べない。
  2. オシッコをちゃんと出せていない。
  3. 毛並みがいつもの様子と違う。
  4. 目や口が赤く腫れている。
  5. 目ヤニがベタベタになっている。
  6. 抜け毛や切れ毛が多い。

(出典:Wel Magzine

いかがですか?
結構簡単なので、普通に毎日観察していれば、
誰にでも分かるはずです。

他にも犬だけの現象として「テンションの急激な変化」や、
猫だけの現象として「真夜中の泣き叫び」などがあります。
これはもう、おかしいなと思わずにいられないレベル。

とにかく違和感を感じたら
その直感を信じて、動物病院へGO!です。

食事の選び方と与え方

ペットの健康はペットフードの選択で決まる!
と言っても過言ではありません。

ドッグフードのパッケージの裏面の表示は、
「総合栄養食」「間食」「療法食」「その他の目的食」
のいずれか4つに分類されています。

健康な犬に与える場合、
「総合栄養食」と表示されているものを選びましょう。

キャットフードの場合は、
「総合栄養食」「食事療法食」の2種類があり、
健康な猫に与える場合は、「総合栄養食」を選びます。

後は、ペットの体調を観察しながら、
ベストなフードを探していきましょう。

好き嫌いもあると思うので、
カリカリしたドライフードが基本ですが、
ウエットフードを取り入れてみてもいいでしょう。

心配だったら動物病院で相談するのも手です。

そして不調になった時は、
「総合栄養食」以外に変える必要も出てきます。
獣医と相談しながら、調整してみてください。

また、ライフステージによっても
変えていく必要があるのもお忘れなく。

予防接種

犬と猫にも予防接種があるのをご存じでしょうか?
犬の場合、年に一回、飼い主が狂犬病の予防接種を
受けさせることが義務づけられています。

猫は義務づけられていませんが、
室内で飼っていても、来訪者や靴や衣服など、
あらゆる方法で感染症に感染する可能性があります。

ペットホテルを利用する場合など、
ワクチン接種を義務づけているところもありますし、
飼い主の責任として、接種することをおすすめします。

ちなみに犬猫の感染症ワクチンの費用は、
2~3種混合で約3,000円~5,000円、
5種~7種以上で約7,000円~10,000円程度です。

1年に1回なら、何とかなる値段なので、
是非、愛猫にも打ってあげてください。

ペット保険

そして、今では当たり前になったペット保険。

最近は犬や猫も高齢化社会をたどり、
犬は外耳炎、皮膚炎、下痢など、
猫は肝不全、膀胱炎、胃腸炎など、
人間さながらの病気が多発しています。

毎月1,500~3,000円で入れるプランで、
通院費や老犬、老猫になった際の、医療費を、
手厚くカバーしてくれます。

ペットの医療費は全額負担。
ペットを飼っている人が動物病院にかける費用は、
月平均7千円~8千円と言われているので、
心配性の方は検討してみてもいいですね。

実際にかかる治療費はというと、
軽い外耳炎や皮膚炎なら数千円で済みますが、
悪化している場合は3~5万円かかることもあります。

また胃腸炎や肝不全なども2~7万円程度と、
びっくりするほど高額です。

ある獣医さんの記事を読んでハッとしました。

保険の有無にかかわらず、ペットの診察はさせていただきますが、
体への負担が低い良質の治療は高額なことが多く、
保険に加入されている方のほうが、
より幅広い治療を、選択・検討することができているようです。

なるほど~
万が一ケガをしたり、病気かかった時、
自分の相棒となった愛するペットには、

「何とかして楽に、そして早く治してあげたい」

っていう気持ちになりますもんね。

ペット保険に入ることで通院のハードルが下がれば、
大きな病気になる前に気づくこともできますしね。

ただし、ワクチン接種は保険の範囲外だったり、
病状によってカバーされていないこともあります。

自分のペットがかかりやすい病気をはじめ、
しっかり調べてから、加入するようにしましょう。

まとめ

  • 犬を飼うか猫を飼うか、それが問題だ!
  • 今のあなたはペットを飼える状態、環境にありますか?
  • ペットを飼い始めた後の‟アフターケア”の対応は?

いかがでしたか?
一人暮らしで犬と猫を飼う時、注意すべきことを、
今のペット社会の現状やお財布事情とともに、
3つのポイントで紹介してきました。

ペットを飼いたい!

実際にペットを飼った際のアフターケアや
かかる費用のことを考えると、
正直、こんな大変ならいいやってなった人も
いるのではないでしょうか?

でも、それでいいのです。
「飼う」か「飼わない」か、どちらかに心が決まれば、
それでいいのです。

飼い続ける覚悟がないのなら、飼うべきではない。
中途半端に飼い始めて、
途中で放棄してしまう人がたくさんいます。

そうならないために、
覚悟を持ってペットを飼うか、飼わないか。
心を決めることができたなら、幸いです。

あとは気持ちの問題です。
どうしても飼いたかったら、愛するペットに合わせて、
生活習慣を変えればいいだけです。

ペットのいる幸せな暮らしが送れるかどうか、
じっくり考えてみてください。