家庭

柔整師が伝授!高齢者が骨折した時のサポート、家族の正しい対応とは?

「おばあちゃんが転んで
骨折っちゃった‼︎!」
そんな家族の非常事態に
あなたは冷静に対応できますか?
高齢になるとちょっとしたことで
つまずいてしまい骨折に至るケースが
多くあります.

高齢者と同居されている家族は
初めての経験に
どうサポートして良いか
悩んでしまうと思います。

私は現在柔道整復師の資格を生かし
介護施設でリハビリ業務にあたっています。

今日は柔道整復師の資格を持つ私が
家族が骨折してしまった時の
正しいサポート方法をお教えしていきます‼︎

痛みのあるうちは甘えてもらう

痛みの強い時期は家族の方が
身の回りことをしてあげましょう!

骨折してすぐ(急性期)は痛みが強く
思うように日常生活が送れないことがあります。

また骨折した部分を動かしてしまうと
せっかく骨と骨を継ぎ合わせたのに
骨が再びずれてしまうことがあります。

出来るだけ患部を動かさないように
出来るだけ身の回りのことはやってあげてください。

例えば足を骨折してしまったら
なるべく歩かない方が良いので
何か取りに行く時など
手伝ってあげましょう。

利き手を骨折してしまった方には
お箸を反対の手で持つということは
難しいので
スプーンやフォークを使ったり
食事の時も気にかけてあげてください。

普段自分のことは自分でやっている方だと
家族に甘えることが難しいといったことも
あるかと思いますが、
骨折を綺麗に治すためにも
家族の方が身の回りのお世話の
協力してあげましょう!

住環境の整備

転倒しそうなリスクのある場所はないか
今一度確認してみてください!

高齢者の場合だとご自宅で
転倒されて骨折に至るケースが
多くあります。

その要因の一つに住環境に問題がある場合があり
じゅうたんが床に敷いてある、
これだけでも滑って転んでしまったり
つまずいてしまうなんてこともあります。

今後の再骨折のリスクを下げる上でも
ちょっとした段差がないか、
この家具の位置が移動したら
歩行した時の動線が確保されるのではないか、
など転んでしまう要素はないか、
家の中の危険箇所を
見直してみる必要があります。

住環境を整備することも
家族ができるサポートの一つです!

急性期を過ぎたらリハビリを

これは自己判断でやることは
難しいのですが
主治医の判断を仰ぎ
患部周辺を動かしても良いという承諾を得たら
積極的に日常生活のできることから
やってもらいましょう。

サポートといったらつい手伝うこと
思ってしまいますが
リハビリを進めることも
家族にできるサポートの一つになります。

この時期に関節を動かしておかないと
今後筋肉が固まってしまったり
関節が伸びなくなってしまったり
骨折が治った後にも後遺症が
残ってしまいます。

私の祖母も一昨年手首を骨折し
しばらく三角巾で腕を吊って
生活していました。
もう動かして良い時期なのに
痛みがあるということから
あまり肩や肘を動かさなかったそうです。
そしたら骨折とは関係のない肩関節が
固まってしまい肩が上がらなくなってしまいました。

祖母とは同居していないので
後から様子を知ったのですが
やっぱり安静にし過ぎては
他の部分にも影響が出てきます。

手首を骨折してしまったとしたら
肘関節や肩関節の曲げ伸ばしを
少しずつ行なっていきましょう!
この時先生に自宅でできる
簡単なリハビリを聞いておくと
良いと思います!
高齢者はやはり動くのが億劫になったり
やってもらった方が楽と思ってしまう方も
多くいらっしゃいます。
「今日は少し腕を動かしてみようよ!」
そういった声かけでリハビリ意欲を
向上させましょう!

また関節が曲げ伸ばしづらくなることも
そうですが、動かさないと
筋力もどんどん落ちていきます。
筋力は落ちるのは早いですが
つけるのには時間がかかります。

この時期にいかにリハビリできるかが
勝負でもあるので家族の方も
しっかりと意識して家の中でできる
リハビリを少しずつやってもらってください。

骨折治癒後は外出の機会を作ろう

レントゲンなどで骨折の治癒が
確認されてからは今までやっていた
趣味や習慣にしていたことを
積極的に行ない外出の機会を
増やしていきましょう!

骨折が治癒しても骨はくっつきましたが
関節の拘縮、筋力低下により
以前楽しんでいた趣味などが
できなくなったり、
体が動かないからと諦めてしまう方も
いらっしゃいます。
最初は体が思うように動かなくても
いいんです。
少しずつ以前と同じ生活をすることで
リハビリになり(これを生活リハビリという)
特別なリハビリをしなくても自然と
体が動くようになっていきます。

家族の方はまた以前のような生活を
送れるように外出の機会を作ったり
老人会などに所属していたら
「また行ってみたら?」と
声かけをしてあげてください。

家にいるだけでは運動量は足りない上に
精神的な面でも落ちていってしまいます。

そういったメンタル的な部分の
サポートも大切な役割です。

やっぱり体も心も健康で
長生きしてもらいたいですよね!
生きがいを失わないように
サポートしていくこともとても
大切な役割と言えます。

まとめ

  • 痛みのあるうちは甘えてもらう
  • 住環境の整備
  • 急性期を過ぎたらリハビリを
  • 骨折治癒後は外出の機会を作ろう

骨折という家族の一大事に
慌ててしまうことと思います。
しかし家族としての対応や接し方を
心得ておけば必ず
より良いケアができるはずです!

大切な家族だからこそできる
サポートをして
いつまでも健康第一で
過ごしていきましょう♡