印象

海外移住の心境の変化は「これ」がポイント!異文化を乗り切る3つのカギ

もし、海外に移住したら…

 

言葉や生活に色々な変化があるのは
分かるけど…

自分の心境ってどうなるのだろう?
やはり、変化するものなのかな…

 

海外移住を考えるにあたって
そんな思いを巡らせていませんか。

 

確かに、外の環境の変化だけではなく
自分の内側の変化が起こるってことも十分
考えられますよね。

 

私は海外に移住して20年。
まさに色々な心境の変化を体験してきました。

そしてそれを知ることは
とても大切だと思っています。

 

そこで海外へ移住した場合の一般的な
心境の変化について
私自身の経験も交えお話します。

快適な心で生活していく為の大切なポイント。
きっとあなたのお役に立てるはずです!

必ず起こる?!カルチャーショック

どの国のどんな環境に移住するかは
人それぞれ全く異なると思います。

でも、覚えておいて欲しいのは…

移住した先がどんな国であれ、
これまでと違った環境で生活してくのであれば、
心境の変化というのは必ずと言ってよいほど
起こるということ。

 

それは…

毎日ウキウキするような楽しい気持ち
自由な解放感
新しい挑戦への充実感

だったり
もしくは

 

日本の便利さを痛感
言葉の壁で感じるストレス
新しい習慣への戸惑い

だったり…

その人の性格や、
移住先の日本との類似点の多さ等で、
個人差はありますが
なにかしら気持ちの変化は感じるものです。

これは、全く特別なことではなく
誰にでも起こること

まずそれを覚えておいて下さい。

でも、その中で気を付けて欲しいこと…
これだけは知っておきたいことがあります。

 

それは

カルチャーショック

 

え?
なんだ、そんなこと知ってる!

 

そうですよね。
海外で生活するのですから、
カルチャーショックを感じるなんて
当たり前だって思いますよね。

私もそう思っていました。

 

でも、

たかがカルチャーショック
されどカルチャーショック

カルチャーショックを認識する

ということは
あなたが思っている以上に
重要かもしれません。

どういうことか詳しくみてみましょう。

 

 カルチャーショックって?

さて、カルチャーショック。

あなたがイメージするカルチャーショックって
どういうものですか?

 

海外旅行に行き、
日本にはないような広大な景色に圧倒された

とか

人々がとてもフレンドリーで親切。感動した!

とか

意外と日本のお店やレストランが多くて驚いた

 

等々…

確かにどれもカルチャーショックの一例ですよね。

 

近年はインターネット、SNSの発達で
世界の境界線が随分緩くなり
事前に頭で理解することも
出来るようになりました。

 

でも、実際にその場所に行き、体験して初めて
感じる感覚。

今までの自分の当たり前が
ひっくり返されたようなショック。

そういう状態は事前に知ることは出来ません。

 

そしてそれが

 

カルチャーショック

 

身心がちょっとしたショック状態になっていることを言います。

 

でも、カルチャーショックって
こんな風にはっきりしたものばかりでは
ありません

移住者が気をつけるべきことは
まさにここなんです。

 

移住となると、旅行や観光ではなく生活。
なので、実際に受けるカルチャーショックというのは

 

例えば…

 

皿洗いの仕方だったり、
お店の店員さんの接客の仕方だったり、
会社や普段の服装だったり…

 

生活に関わるごくごく「普通」のことからの方が
断然多いと思います。

でも、あまりに身近過ぎて
それがカルチャーショックだとは思わず、

なんだか理由が分からないけど、

なんとなくすっきりしない
モヤモヤする

そんな気持ちを抱えてくるようになるかもしれません。

でも、それは知らぬ間に
立派にカルチャーショックを受けている証拠

皿洗いぐらいでと自分では気づかなくても
こういう身近で小さな違いからも
心身に十分インパクトを与えているのです。

 

そして

 

ショックを受けながらも
新しい文化や環境に順応していこうする中で
溜まっていくストレス…
これもカルチャーショックに含まれます。

このようにカルチャーショックを正しく認識しておくと
後の移住生活が随分と楽になると思います。

  1. カルチャーショックとは大きい事だけではない
  2. きっかけは身近なところにもたくさんある
  3. 誰にでも起こる

これらを是非覚えておいて下さいね。

その上で大切なこと3つをみていきましょう。

カギ1【カルチャーショックのプロセス】

海外生活をするにあったって、
カルチャーショックのプロセス
を知ることはとても大切です。

 

上記したように海外旅行などの一時的なことではなく
移住となるとカルチャーショックは
日々の生活の中で頻繁に起こるでしょう。

そしてそういうショックが起こる度に、
心はそれに順応しようと
ストレスがどんどん、どんどん溜まってきます。

 

でもその状態が分からないと
必要以上に悩んだり、
ネガティブなエネルギーを
消費させることになりかねません

 

なので、

カルチャーショックの一般的なプロセス=U字型

ということを是非知っておきましょう。

 

これはどういうことかと言うと・・・

Uという英字を思い浮かべて下さい。
上から下へ そして 下から上へ と
カーブしていますよね。

カルチャーショックのプロセスも同じなんです。

 

最初は新しい環境、文化に対して
意欲的で、問題もなく
日本との違いさえも楽しもうとしている
ポジティブな気持ちでいっぱい
Uの一番上の部分にいます。

 

しかしそれが日が経つごとにだんだんと
上手くいかないように感じ、

孤独を感じたり、
不安になったり、
日本と違う環境に怒りを感じたり、
ホームシックになったり、

とてもネガティブな思いを
感じるようになります。

そしてそれはUのカーブの
一番下に来ると、とても辛く苦しく感じる時期が続きます

 

しかし、その後、カーブからまた上へ書くように
気持ちは緩やかに気持ちは上昇していき、

本当の意味でポジティブ…
文化や生活にだんだんと順応していく

 

というプロセスを辿ります。

 

どんな人でも体験するプロセスです。
決して特別なことではありません

 

なので、

 

苦しい時期に

自分の頑張りが足りないんじゃないか

とか

どうして自分には出来ないんだ

と、必要以上に自分を責めたり

 

もうこんな国、嫌だ!
人は不親切で、
不便で汚くて大嫌いだ!

等の怒りに必要以上に悩まされることなし。

 

誰でも
一度ドーンと落ち込むんです。

 

これがUではなく、
Wのように繰り返されることもありますが、

一度落ちて、また必ず上昇

これ、覚えておいて下さい!

 

私も勿論体験しましたよ。

最初は私も例に漏れず、何もかもが
凄い!素敵!最高!だったのに、
どんどんネガティブになっていき、
U字のどん底の時は、
気分は真っ暗。

日本と比べては
現地のこと全てに
文句言っていました(笑)。

そしてその後日本からの移住者の方たちと知り合い
集まってお茶したりもしましたが、
集まれば、毎回みんなで現地の悪口大会(笑)。

文句や不満が出てくる!出てくる!(笑)

私だけではなく、みんな同じ思いを感じ、
持て余していたんですね。

 

辛い時があっても
自分を必要以上に責めることは全くありません

その国の何もかもに嫌悪感を感じる時があっても
全然いいんです。

もし、現地に日本人のお友達がいるのなら、
その思いを打ち明けたり、

それが出来なくても、「こういうものなんだ」と思って
その気持ちをしばらく放っておいてみて下さい

しばらくすれば治まり、
気分はまた上がっていくはずです!

 

カギ2【これはヤバイ! カルチャーショック危険サイン】

海外に移住するとカルチャーショックを通して
ポジティブからネガティブそしてまたポジティブと
心境に変化があり、それは
正常範囲内だということが分かりました。

 

でも、もしこんな状況がずっと続くようなら要注意
カルチャーショック危険信号5つです

危険サイン5つ

  1. 食べ物、飲み物、寝具など生活に関わる物に異常に不安を感じる。
    (汚い、まずい、食べられない等)
  2. 現地語を学ぶこと、話すことへの頑な拒否反応。
  3. 騙されたり、傷つけられたり、強盗等に遭うのではないかという根拠のない被害妄想。不安。
  4. 異常な無気力感。
  5. 日本帰国への強烈な願望
    (日本でいつも行っていたお店に行きたい、日本のように生活したい、
    話が通じる相手と話したいなどの悲痛な感情。)

よく考えれば
何十年も自然に行ってきたことが
突然、変わる…
変えざるを得ないという環境は
心身へのかなりの負担になります。

日本ではありえないようなこと、
非常識なことが、
ここでは普通、常識…

こんな環境に
頭が混乱し、付いて行けなくなっても
おかしくありません。

上記でお話したように、
誰でも一度は必ず落ち込む時がありますが
それが過度な症状であったり、何年も長く続くなら
心から赤信号が出ているのかもしれません。

自分でもおかしい…
またはご家族がそう思われたら

遠慮せず
お医者さんや専門家にぜひ相談してみて下さい。

辛い状態から抜け出せるはすです。

 

 カギ3【カルチャーショックの後】

カルチャーショックの影響で
誰にでも心境の変化が起こることが分かりました。

でも、一度落ち込んで順応した後の
ポジティブな心境って、実際
どういうことなのでしょうか?
気になりますよね。

 

と言っても…

現実にはこれこそ性格や国の環境によるものなので
一概には言えません。

 

ただ、私自身も含め、今まで出会ってきた人の
お話からいくつか共通している変化があるので
それを参考までにご紹介します。

 

心境の変化

  1. 人の目を気にしなくなった
  2. 年齢や性別に対する考え方
  3. 仕事への価値観

人によって違うと思いますが、この3点は
皆、声を揃えて言っていた心境の変化です。
私も同じでした。

私はオーストラリア在住ですが
こちらでは、日本のように…

この場所にはこの服装とか
仕事で女性は化粧しなければならないとか
暑い夏でもきっちりスーツとか
休日でもおしゃれな服装で出かけるとか

こういう社会での暗黙のルールみたいな
プレッシャーがありません。

何を着ようと化粧をしようがしまいが
ハイヒールを履こうがスニーカーを履こうが
100%本人の自由で、
人と違う服装をしているからと言って
後ろ指差されることなどありません。

また、年齢、性別も同じで、日本のように…

女性なんだから
男性なんだから
もうこんな歳なんだから

等のプレッシャーも全くありません。

なので年齢、分野に関係なく
どんなことにも何歳からでも
チャレンジ出来、とても楽しいです。

仕事も基本定時で、時刻が来たと同時に
みんな帰宅します。

初めはびっくりしましたが、
仕事が終わってからは趣味をしたり
ゆっくり散歩をしたりと、
自分の時間を持つことは休みの日だけではないだと
初めて知りました(笑)。

また

日本のように、出勤→仕事→帰宅→寝る みたいな
仕事一色の生活をしなくても
生きていけるんだなぁ(笑)みたいな
仕事へのプレッシャーもなくなりました。

 

と言うように…

これらの3点は日本と特に違うなって思い、
おかげで…

  • 何をしようと人それぞれ自由
  • 見かけで人の価値が決まる訳ではない
  • 違う個性を尊重し合える
  • 仕事だけではない人生を楽しむ

 

という考え方に心の持ち方が大きく変化したと思います。

 

そしてそれは、
日本でも、少数派意見の人達の考えを
積極的に聞こうとしたり等、海外移住したからこそ得た
とても良い心境の変化だったなと思っています。

 

まとめ

海外移住した後の心境の変化について
見てきました。

 

まとめると…

海外移住での心境の変化で気を付けてほしいのは

 

【カルチャーショック】

 

移住後は小さなことから、大きなことまで
様々なカルチャーショックを誰もが体験します

そして、そのカギは

【カルチャーショック3つのカギ】

  1. カルチャーショックのプロセスはU字型。高揚から一度必ず落ち込みまた上昇する。
  2. でも、落ち込みが異常に酷く、長引く場合は医師、専門家に相談を。
  3. 落ち込んだ後の心境の変化はそれぞれ。でも、人目、年齢、性別があまり気にならなくなり、仕事への価値観も変わるという変化が多い。

です。

 

カルチャーショックはよく聞く言葉ですが
特に海外へ移住する人にとっては
正しく知っておくべき言葉だと思います。

 

誰もが体験する
心の流れ、心境の変化を知っておけば
辛い時でも少しは
気持ちが楽になるはず。

 

焦らず、頑張り過ぎず、
自分ペースで一歩一歩進み、
海外生活を楽しんで下さいね!