コミュニケーション

関西から関東に来て話し方のギャップに驚愕!?乗り切るための5つのコツ

関西から関東へ上京された皆さん。
分かち合う時がやってきましたよ!

 

大学や専門学校、就職など、
さまざまな事情で
関東に来られた関西人の皆さま。

憧れの東京で暮らすのは大変ですが、
いろんな文化が身近にあり
さまざまな出身の方、
いろんな考えを持った人に出会える
素晴らしい環境ですよね。

が、しかし。

関東弁=標準語が飛び交う環境、
関西とのさまざまなギャップに
初めて直面したときのあの気持ちは
今でも忘れられません。

まさにカルチャーショック。

あまりにひねりのない、
ストレートな会話の雰囲気に
愕然したのを覚えています。

 

だけど、よそ者はこっち。

関東に暮らさせてもらっているので、
関西人は自分の許せる範囲で、
試行錯誤しながら会話を試み、

自分なりの対応を
見つけていくしかないのです。

 

そんな風に関東の荒波を
20年かけて乗り切ってきた私が、
関東在住の関西人を代表して

あるあるエピソードとその対策を
論じてみたいと思います。

これから上京する方の助けにも
なれば幸いです。

関東弁にびっくりすることに慣れる

私が上京したての頃、びっくりしたのは、

「平気?」

という言葉。

モノを落としたり、つまずいたりという
何か小さな失敗をしたときや、

やり方が分からなくて
とまどっているときなどに、

この「平気?」で声をかけられる。

新天地で優しさに触れて嬉しい反面、
聞きなれないセリフに
違和感Maxでした。

今では慣れましたけどね。

 

ちなみに関西では、

「大丈夫?」

が定番のセリフ。

不思議ですよね、
「平気」「大丈夫」
同じ日本語なのに。

 

これと似たパターンで

「アホ」「バカ」があります。

関西では、
「あんたアホやな~」というように
愛情を込めて日常的に使いますが、

「バカ」は、よっぽど激怒しない限り、
滅多なことでは使いません。

関東「アホ」「バカ」の受け止め方が
全く逆なのだといいから驚きです。

 

「探偵ナイトスクープ」という
関西で大人気のローカル番組の企画で
完成した「アホ・バカ分布図」によると、
滋賀県と岐阜県の境目くらいだそうです。

 出典:Amazon.jp

だから、関西人関東の人
「バカじゃないの」と言われると、
本当にムッとしてしまう。

ということは、関東の人
「アホちゃう?」って言うと、
傷つけてしまうということなんですよね。

これはお互い不快感を与えかねないので、
よほど仲良くなった人でなければ
あまり使わない方がいいですね。

「アホ・バカ分布図」によると、
愛知県では第3の言葉「たわけ」

そして関西からさらに西側は、
広島を境にして、四国~九州全土まで
関東派「バカ」に変わるんですって。

うーん、複雑。
ますます使わない方がいいですね。

 

学校や会社などで、
あれっ?と思ったのは文房具関係。

「押しピン」のことを「画鋲」
「さし」のことを「定規」
というようなモノの呼び方の違い。

まあ、これは文化の違いと割り切れば
困ることはないですよね。

有名すぎる例でいうと、
マクドナルドの「マック」「マクド」
のパターンです。

USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)
のこともユニバ」ですからね(笑)。

でも、
ケンタッキーフライドチキンのことを、
東京の人「ケンタ」と言いますよね。
ケンタッキーを略す文化は関西にはなく、
ちょっと不思議な気がします。

こういうちょっとしたことは、
だんだん慣れていくので、
心配しなくても大丈夫だと思います。

食べ物文化の違いに慣れる

関西関東に限らず、
郷里で愛顧してた食べ物の習慣って
どうしても離れがたいですよね。

人気のTV番組「ケンミンショー」でも
食べ物のネタが多いような気がします。

 

小さいところからいくと、
最近、うっすら分かってきたのが
食パンの厚さの違い。

関東には5枚切りがないんですね。
関西では基本的に5枚切りだったので、
関東の基本(?)の6枚切りを買っています。

まあ、大したことではないですね。

 

有名なところでは、
「豚まん」「肉まん」
ですね。

最近の吉本の芸人の影響で、
「大阪のおみやげは551の豚まん」
が定説になり、
誰もが知るところになったようです。

私たち関西人は
551(ゴーゴーイチ)の豚まんを
幼少の頃から何かというと食べていて、
TVのコマーシャルでも耳慣れています。

551は関西のものなので、
「豚まん」と呼んでもらえると
嬉しいなと思います。

 

そして京都人としてショックだったのは、
「飛竜頭(ひりゅうず)」のことを
「がんもどき」ということ。

この食べ物はご存じですか?

京都ではゆり根や銀杏が入っているのですが、
いろんな具が入った厚揚げ団子風のもので、
おでんの具や煮物にすることが多いです。

この竜の頭というネーミングが
子どもながらに印象的だったので、
スーパーなどの「がんもどき」の表記に、
いまだに同じものだとは思えません。

 

でもでも、一番支障を来したのは桜餅。
私は大好物なのですが、

上京して初めての春、
東京のお団子屋さんに入ると、
「桜餅」の棚に違う形状のものがあり、
ビックリしました。

なんかクレープみたいなもので
あんこが巻かれているのです。

唖然として見回してみると、
「道明寺」という札のところに
私の知っているピンクのもち米に
包まれた桜餅がありました。

お団子屋さんのおばちゃんに聞いて、
「桜餅には関西風と関東風がある」
ということを知りました。

関東「おだし」に醤油色が強いことは
知っていましたが、
桜餅に関してはびっくり仰天でした。

ただ最近は、私のような人が多いのか
関西風の桜餅も見かけるようになり、
個人的にとてもハッピーです。

 

でも関東の方がいいこともあります。

お魚りんごです。
関東のスーパーには
関西よりも新鮮な魚があふれ、
りんごがどれも美味しい!

東北が近いからなのでしょうね。

逆にミカン関西に軍配が上がります。
関西は和歌山や愛媛、熊本など、
ミカンの名産地が近いからと思います。

 

食べ物の違いだけで、
こんなに大騒ぎしてしまうなんて、
胃に関わることって、
重要なんだと実感しました。

これが旅行なら帰るまでの我慢ですが、
これから生活してこうと思ったら、
いつも食べていたものがなくなるって
どうやら死活問題のようです。

関西弁にびっくりされることに慣れる

さて、段々関東にも慣れてきたら、
自分の方から話すようになり、

今度は、関西弁を聞いた関東の人が
「何を言ってるんだろう?」という、
ビックリ感を出してきます。

 

もうそこは出たとこ勝負。
関東の人に慣れてもらうしか
ありません

 

私の経験でぎりぎり通じたのは、

今日、めばちこできたんです。
うわっ さぶいぼた!
それめっちゃこそばいわぁ。
行きしな犬に吠えられたんです。
帰りしなパン買って帰ろうかな。
あそこのどんつきを曲がって…

などです。

一応、標準語に訳しておくと、

今日、ものもらいができたんです。
うわっ 鳥肌立った!
それすごいくすぐったいわぁ。
行く途中で犬に吠えられたんです。
帰る途中でパン買って帰ろうかな。
あそこの突き当りを曲がって…

です。

でも、全く通じなくて困ったのは、

ゴミほかしときますね。
それなおしといてください。
これのさらってありますか。

ですね。

ほかす捨てる
なおすしまう、元に戻す
さら新品

という意味なんです。

 

きっと最初、人によっては、
面白がってもらえたり、
会話のきっかけになります。

テレビのお笑い番組で
ひとえに、関西出身の芸人さんが
頑張ってくれているお陰だと思います。

 

でも、たまに
通じないの分かってるなら、
標準語でしゃべれよ!

というアンチ関西人の方も
いらっしゃいます。

昔のイメージだと巨人VS阪神みたいな。

 

そりゃあ「郷に入っては郷に従え」で、
少し気をつけてできるものなら
なるべく直してもいいと思ってはいます。

よく、

「関西人はわざと方言を直さない」

と言われますけど、それは誤解です

試験の解答用紙に書く感じで
慎重になって考えながら話したら
標準語にできるかもしれません。

そう、スピーチとかならいけるかもです。

でも、会話は感情を乗せるもの。

心や脳で感じたものが口から出るとき、
自分が育んできた言葉遣いでしか、
言い表わせないものです。

方言って自分の感情と結びついていて
なかなか直せるものではないんです。

でも実は、九州や東北の人は
結構すぐに標準語を使えていたりします。
あれは不思議です。

関西弁は‟濃い”のでしょうね。

ちなみに、LINEを打つときは
めっちゃプライベートですから、
関西弁で心の声が出ます。

「まだ見てへんねんけど…」

って打とうとすると、

「まだ見手偏ねんけど…」

とか、謎の文字変換になってしまい、
まあまあストレスだったりします。

 

なのでアンチの人には、
そこを理解してもらって
折り合いをつけていきましょう。

こういう表現方法をする人という、
一つの個性として、
受けとめてもらうしかないですね。

表面的な会話にぶっちゃけトークで挑む

関東、特に首都である東京には、
地元東京の人もいれば、
いろんな地方から来ている人もいます。

そんな他人への警戒心からでしょうか。
最初は変なよそよそしさや表面的なやりとり、
人への関心が薄い態度などに、
ちょっと打ちのめされました。

 

阪急電車に乗って寝こんでしまったら、
「ねえちゃん、もうついてるで」

梅田でキョロキョロしていたら
「おねえさん、どこ行かはんのん?」

とすぐに人が寄ってくる。

 

得に人付き合いの濃い関西人にとって、
関東で「えっっっ」と思われたことは
何度もあったのではないでしょうか。

 

私にはこんな悲しい経験があります。

高田馬場で気分が悪くなって
電車を降りようとして気を失ったら、
額に血を流したまま
一人倒れていたました。

あのときの悲しさ、むなしさは、
一生忘れられません。

逆に、私も東京人が倒れていたら、
どういう行動がとれるかは
正直分かりません。

東京はいろんな人がいすぎて、
どういう人かパッと分からないのが
恐怖なのかもしれません。

 

だからつい、
関東関西出身の方に巡り合うと、
目がウルウルするくらい、
嬉しくなってしまうのです。

でも負けてはいられません。

だったら、自分の周りだけでも、
ウソのない濃いめの人付き合いを
していくしかありませんよね。

さて、関西人のあなた、
会話を振るときの前提というか癖で、
オチやネタのある話を
盛り込んでしまいますよね。

オチやネタとは言っても、
お笑いのボケではありません。

投げて→受けて→終わる
という一直線のものではない
ということです。

逆に聞き役の場合は、
その話題のスパイスになるネタ
自分が持っていれば放り込む。

なければ、突っ込んだ質問をする。
これがぶっちゃけトークの基本です。

これで関西の会話のリズム
引きずりこんで、
楽しい会話を生み出していきます。

 

あと、私の経験では、
言葉尻を移してしまうことが
多かったですね。

めっちゃおもろいやん。
ほんま?
なんでそんなことするん?
もうやってられへんで。
それ知ってるで!

などのセリフに対する関東人の返しに、
言葉尻のイントネーションが
影響されていることがありました。

この上がったり下がったりする
イントネーションが
感情の波となって
押し寄せるのかもしれません。

多分ですけど、
この上下するイントネーションで
テンションも上がり、
感情に加速度がつく気がします。

リズミカルな会話になれば
きっと楽しさもアップしますよ。

帰省時のお土産を配るようにする


最後に一つプラスαのポイント
お伝えします。

関東で新しい環境に馴染むために、
私がやっていることです。
大丈夫、誰にでもできます。

それは、
帰省の際に故郷のお土産を買って
あいさつ代わりに配ること。

まずは会話のきっかけになりますし、
なにより、関西の人なんだ
ということを憶えてもらえる。

 

私の場合、いつも「阿闍梨餅」でした。
でも、気の合わない年下男子が
「おたべ」が好きなことを知り、
それからは「おたべ」を買うようにしました。

私、めっちゃ腹黒いですよね?

その人がいつも、まるで儀式のように、
‟おたべタイム”をいそしんでいたのが
心に焼き付いています。

結構、胃袋をつかむのって
効果ありなんですよね。

 

あと逆に、
「うなぎパイ」をもらったときは、
あの人、愛知県の人なんだって、
ピーンときたりしていました。

私も胃袋つかまれていますね(笑)。

しかも、それがきっかけで
その年下女子と話が盛り上がり、
仲良くなれました。

一緒にパリに行く仲になったんですよ!

私の話は置いておいて、
郷里のお土産を配ることで、
あなたらしい関西人の本質が出せる
助けになってくれると思います。

積極的に
西のアイデンティティー
示していきましょう。

まとめ

関西人関東で心地よく暮らしていくには。

そんなテーマでお話してきました。

食文化や人付き合いの熱量など、
言葉の違いだけではないことが
お分かりになったでしょうか?

まず、その違いにびっくりして、慣れる。
そして関西風のトークを駆使して
ちょうどいい自分らしさを発揮する。

そして、
たまに故郷のお土産を配ったりして、
胃袋をつかむのも忘れない。

同じ日本人なのにというか、
同じ日本人だからこそ
ちょっとした心がけが必要です。

関東にはいろんな人がいるので、
上手くいかないこともあるでしょう。

でもめげないで。

関西人であること自体に誇りを持って
上手くいかないことがあっても、
「なんでやねん!」って言いながら
突き進んで行ってください。

三つ子の魂百まで

と言いますが、
人格を形成したふるさとの魂は
死ぬまで変わることはありません。

その魂を大切に、
ともに頑張りましょう。

影ながら私も応援しています。